マンションの2段式駐輪場を電動自転車対応へ

2段式駐輪場から3人乗り電動自転車が溢れかえったマンション駐輪場。
垂直2段式ラックを導入するには、①土間が足りない②段差がある という課題がありましたが、施工の工夫で課題を解決しました。

BEFORE

AFTER

お客さまの抱えていた課題・ご要望

□2段式自転車ラックが3人乗り電動自転車に対応していない。
□3人乗り電動自転車が駐輪場から溢れている。
□溢れ出る自転車で景観を損ねている。

実施したソリューション

□大型自転車対応の垂直2段式ラックBC-W-ARSを提案
□土間の増し打ち(延長)を行い、駐輪場の奥行を確保
□勾配を調整した土間で利用者が段差につまずかないように工夫

利用者のことを考えた施工工夫で課題をクリア

以前、駐輪場工事の発注をいただいたお客様から、「自分が住んでいるマンションの駐輪場もお願いしたい」と、直接ご依頼をいただきました。
実際に駐輪場を見てみると、溢れかえる3人乗り電動自転車が邪魔をして一般自転車が収容できない、
さらに上段ラックは引き出せず、使用されていない状況で、駐輪場が機能しておりませんでした。
このように大型化する自転車に対応できていないマンション駐輪場が増えています。
そこで提案したのは、使い易さと収容効率を兼ねそろえ、3人乗り電動自転車にも対応した垂直2段式ラックのBC-W-ARS。
しかし現状の駐輪場に、この製品を導入するには

①下段スライドラックを設置できるだけの土間(奥行)が足りない
②段差が発生してしまう

という障害がありました。
そこで、下段スライドラックのキャスターが通る位置を既存土間とほぼ同じ高さになるように計算し、さらに製品上の使い勝手を損なわないよう勾配を調整して、スロープのような土間に増し打ちを施すことで、利用者が段差でつまずくことのない駐輪場に仕上がりました。

この事例で採用した製品

仕様・施工データ

引き渡し 2018年8月
使用製品 自転車ラック:BC-W-ARS 自転車ラック:BC-OSF
工事詳細 既存2段式ラック撤去、自転車ラック設置、土間増し打ち(段差解消スロープ方式)

その他の事例【マンション駐輪場事例】

現地調査、見積依頼、製品について、カタログ請求など、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ / 資料請求