大型自転車の利用に配慮した設計で快適な公共駐輪場に

入口部分にゲートを設け、3階建てで計画された駒沢第2自転車等駐車場。限られたスペースの中、多数の大型自転車をどのように収容するかが課題でした。

BEFORE

AFTER

お客さまの抱えていた課題・ご要望

□合計400台の自転車を収容したい。
□ファミリー層の多い土地柄に合わせ、100台は大型自転車に対応したい。

実施したソリューション

□大型自転車対応のスライドラックと一般用の垂直2段式ラックを組み合わせることで希望台数を確保。
□大型自転車専用エリアは、ラックの平均間隔を広く設定し、満車時も快適に利用頂ける設計に。

大型自転車100台収容の公共駐輪場

東急田園都市線 駒沢大学駅から程近い3階建駐輪場のご計画。
ファミリー層の多い土地柄で、トータル400台のご希望台数の内、25%に相当する100台は大型自転車に対応したいとのご要望でした。

大型自転車の重量に対応したラックは弊社の製品ラインナップに複数ありますが、大型自転車だけを連続収容する場合、隣の自転車と干渉しやすくなります。快適に利用されるためには、あらかじめラックの間隔を広くとる、台数を間引くなど設計上の工夫が重要です。
設置スペースに余裕のない本物件では、大型自転車対応のスライドラックに一般用の上段ラックを組み合わせることで希望台数を確保。また、大型専用エリアを1階へ優先的に配置することで、スロープを使った移動を極力避けられるよう配慮しました。
役所での打合せには営業担当と設計担当が同席し、建物本体の計画変更に合わせて出入口ゲートや駐輪ラックの配置計画を何度も調整しています。

オープン後は連日多くの方が利用され、スライドラックにはチャイルドシート付の大型自転車がずらっと並びます。当初の想定が功を奏し、満車状態でも快適にご利用いただけると好評を得ています。

この事例で採用した製品

仕様・施工データ

引き渡し 2018年9月
使用製品 垂直2段式ラック:BC-W-ARS/168台、スライドラック:BC-OSF/232台、駐輪場ゲート:DGS-100/1台
工事詳細 自転車ラック設置工事、駐輪場ゲート工事、その他付帯設備工事

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